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ものりすです。
この記事では、スペシャルティコーヒー店を100軒以上巡ってきた私が、コーヒーを「苦い飲み物」としてではなく、香り・味・余韻・時間まで含めて楽しむ方法を紹介します。
特に、これから家で豆からコーヒーを淹れてみたい方に向けて、コーヒー趣味のどこが楽しいのかが伝わるように書きました。
この記事は、次のような方に向けた記事です。
- コーヒーの何が楽しいのか、まだよく分からない方
- コーヒーを趣味として始めてみたい方
- 家で豆からコーヒーを淹れてみたい方
コーヒーの楽しみ方に、絶対的な正解はありません。
この記事では、専門的な知識を解説するというより、私が実際にどのようにコーヒーを楽しんでいるのかを、体験ベースで紹介します。
コーヒーは「飲む前」から楽しい
コーヒーというと、どうしても「飲むもの」という印象が強いと思います。
もちろん、最終的には飲んで味わうものです。
しかし、家で豆からコーヒーを淹れるようになると、飲む前にもいくつもの楽しみがあることに気づきます。
豆の袋を開けたときの香り。
ミルで豆を挽いた瞬間の香り。
抽出したコーヒーから立ち上がる香り。
口に含んだときの味。
飲み込んだ後に残る余韻。
コーヒーは、一杯を飲み終えるまでの流れそのものを楽しめる飲み物です。
ここからは、豆の状態から飲み終わるまでの流れに沿って、私が楽しんでいるポイントを紹介します。
豆の状態で楽しむ

まずは、コーヒー豆の香りを楽しみます。
豆の状態で香りを楽しめるのは、家でコーヒーを淹れる大きな楽しみのひとつです。
コーヒー豆の袋や保存容器を開けたとき、閉じこもっていた香りがふわっと広がります。
この瞬間が、かなり好きです。
私はチャック付きのコーヒー袋で豆を保存しているので、豆を計量する前に、まず袋を開けて香りを楽しみます。
同じコーヒー豆でも、焙煎度や産地によって香りの印象はかなり違います。
甘い香りがするものもあれば、果物のように爽やかな香りがするものもあります。
ナッツやチョコレートのように、落ち着いた香りを感じることもあります。
「今日はどの豆にしようかな」と考えながら袋を開ける時間は、コーヒーを飲む前の小さな楽しみです。
ミルで挽くと、香りが一気に変わる

次に、豆を挽いたときの香りを楽しみます。
個人的には、この瞬間が家でコーヒーを淹れる楽しみの中でもかなり大きいです。
豆を挽くと、豆の中に閉じこもっていた香りが一気に広がります。
コーヒー袋を開けたときの香りも良いのですが、挽きたての香りはさらに濃く、はっきりしています。
家で豆から淹れるなら、ミルがあると楽しさがかなり増えます。
お店でコーヒーを飲む場合、挽きたての粉をじっくり香る機会は意外と少ないです。
目の前でバリスタさんが淹れてくれるお店であれば、挽いた豆の香りを楽しめることもあります。
また、豆を選ぶときに香りを確認できるお店もあります。
それでも、自分の家で豆を挽いた瞬間に広がる香りは、家で淹れるからこそ味わえる楽しみだと思います。
抽出したコーヒーを飲む前に香る

コーヒーを抽出したら、すぐに飲むのではなく、まず香りを楽しみます。
挽きたての粉の香りに比べると、抽出後の香りは少し落ち着きます。
ただ、単に香りが弱くなるわけではありません。
液体になったコーヒーからは、挽きたての粉とはまた違う香りが立ち上がります。
少し酸味を感じるような爽やかな香りだったり、甘さを感じるような丸い香りだったり、コーヒーによって印象が変わります。
また、コーヒーは温度によって香りや味の印象が変わります。
熱いときには香りが立ちやすく、少し冷めてくると甘味や酸味を感じやすくなることがあります。
コーヒーを飲む前に一度香ってみるだけでも、その一杯の印象が少し変わります。
味は「苦い・酸っぱい」だけではない

いよいよ、コーヒーを口に含んで味わいます。
コーヒーというと、「苦い」「酸っぱい」という印象が強いかもしれません。
私も以前は、コーヒーの味をかなり大ざっぱに捉えていました。
しかし、いろいろなコーヒーを飲むようになると、味の中にいくつもの要素があることに気づきます。
甘味、酸味、苦味、ボディ、舌触り、香りの抜け方。
こうした要素が混ざり合って、そのコーヒーの味を作っています。
たとえば、
「舌触りがなめらかだな」
「飲み込んだあとに甘味が残るな」
「酸味があるけど、嫌な酸っぱさではないな」
「苦味があるけど、重たすぎなくて心地いいな」
という感じです。
もちろん、最初から細かく分かる必要はありません。
私も専門家のように完璧に表現できるわけではありません。
ただ、「この苦味は好き」「この後味はちょっと苦手」「この甘さは心地いい」くらいで十分だと思っています。
私の中で、美味しいコーヒーの定義は、かなりシンプルです。
それは、不快な要素が少ないことです。
苦味があっても、それが心地よければ美味しい。
酸味があっても、それが爽やかであれば美味しい。
逆に、強すぎる苦味や渋味が残ると、少し飲みにくいと感じます。
スペシャルティコーヒーを扱うお店では、苦味や酸味、香りなどの個性を出しつつも、不快な印象にならないように整えられていることが多いと感じます。
そのバランスを探しながら飲むのも、コーヒーの楽しさのひとつです。
飲んだ後の余韻を楽しむ

コーヒーを飲み込んだ後は、余韻を楽しみます。
余韻とは、口に残る味わいや、鼻に抜ける香りのことです。
コーヒーは、口に含んだ瞬間の味と、飲み込んだ後に残る味が少し違います。
飲んでいるときは酸味を感じたのに、飲み込んだ後には甘味が残ることもあります。
逆に、飲んだ瞬間は美味しいのに、後味に渋味や嫌な苦味が残ることもあります。
私が美味しいコーヒーだと感じるお店は、この余韻がきれいなことが多いです。
飲み終わった後に、嫌な苦味や渋味が残らない。
むしろ、もう一口飲みたくなるような心地よさが残る。
この余韻まで含めて、一杯のコーヒーを楽しんでいます。
カフェで飲む楽しさと、家で淹れる楽しさは違う

ここまで、主にコーヒーそのものの楽しみ方について紹介しました。
ただ、コーヒーの楽しさは味や香りだけではありません。
スペシャルティコーヒー店に行くと、お店の雰囲気やバリスタさんとのやり取りも含めて楽しめます。
落ち着いた喫茶店のような空間。
モダンで洗練された空間。
木の質感が心地よいカウンター。
コーヒー器具が並ぶ店内。
お店によって雰囲気はまったく違います。
私は、そうした空間の中でコーヒーを飲む時間も好きです。
また、バリスタさんとのコミュニケーションが楽しいこともあります。
「この豆はどんな味ですか?」
「浅煎りと深煎りだと、どちらがおすすめですか?」
「このコーヒーはどういう抽出なんですか?」
そうした何気ない会話から、コーヒーの楽しみ方が広がることがあります。
一方で、家で淹れるコーヒーには、カフェとは違う楽しさがあります。
自分のペースで豆を選び、豆を挽き、香りを楽しみながら淹れることができます。
カフェで好きな豆に出会い、その豆を買って帰り、家で淹れてみる。
そうすると、お店で飲む楽しさと、家で淹れる楽しさがつながっていきます。
私は家ではフレンチプレスで淹れています

私は、家ではフレンチプレスでコーヒーを淹れています。
理由は大きく2つあります。
ひとつは、フレンチプレスで淹れたコーヒーの質感が好きだからです。
フレンチプレスは、ペーパーフィルターを使う抽出方法に比べて、コーヒーの油分が残りやすいです。
そのため、味わいに丸みが出やすく、口当たりも少ししっかりします。
この質感が、私はかなり好きです。
もうひとつは、技術に左右されにくいからです。
ハンドドリップは、お湯の注ぎ方や抽出時間によって味が変わりやすいです。
それも面白さではあるのですが、最初は少し難しく感じることもあります。
その点、フレンチプレスは比較的シンプルです。
豆の量、お湯の量、抽出時間を決めておけば、初心者でも味が安定しやすいです。
だから、これから家でコーヒーを始めたい方にも向いていると思います。
家でコーヒーを始めるなら、ミルとフレンチプレスがおすすめ

家でコーヒーを始めるなら、個人的には「ミル」と「フレンチプレス」から始めるのがちょうどいいと思っています。
ミルがあると、挽きたての香りを楽しめます。
この香りは、コーヒー趣味の楽しさをかなり分かりやすく感じられるポイントです。
そして、フレンチプレスがあると、抽出技術に左右されすぎず、豆の味をしっかり楽しめます。
難しいことをしなくても、豆を挽いて、お湯を注いで、少し待つだけでコーヒーができます。
もちろん、コーヒー器具にはいろいろな種類があります。
ハンドドリップ、エスプレッソ、エアロプレス、サイフォンなど、楽しみ方は本当にさまざまです。
ただ、最初の一歩としては、ミルとフレンチプレスの組み合わせがかなり始めやすいと感じています。
私が初心者のころから使っているミルとフレンチプレスについては、以下の記事で紹介しています。
(作成中)
まとめ|コーヒー趣味は、ゆっくりした時間を作る趣味

コーヒーを趣味にするというと、少し難しそうに聞こえるかもしれません。
豆の種類、焙煎度、抽出方法、器具の違い。
知ろうと思えば、いくらでも深く掘ることができます。
でも、最初から難しく考える必要はないと思っています。
豆の袋を開けて香りを楽しむ。
ミルで豆を挽いて、挽きたての香りを楽しむ。
淹れたコーヒーを香って、ゆっくり味わう。
飲み終わった後の余韻を感じる。
それだけでも、コーヒーは十分楽しいです。
私にとってコーヒーは、ただの飲み物ではありません。
せわしなく流れる日常の中で、少しだけ時間の流れをゆっくりにしてくれるものです。
家でコーヒーを淹れると、その一連の時間を自分のペースで楽しむことができます。
まずは一杯、自分のペースで淹れてみるところから始めればいいと思います。
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